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初心者の熱帯魚飼育!店員さんに言われた通りに水槽を立ち上げてみた

水槽の中のネオンテトラ

主人の思い付きで、我が家に熱帯魚を迎えることになりました。
前回は道具の購入まで書いたので、次は実際に立ち上げた時の順序を書き残しておきます。
私も主人も熱帯魚の飼育をしたことがないので、ペットショップの店員さんに教えていただいた通りにやってみましたが、失敗もありました^^;

水槽に水を入れる

水槽の立ち上げは、単純に水槽に水を入れて、魚を入れるだけでいいと思っていました。
が、そんなに甘いものではありませんでした。

水槽を水洗いし、バックスクリーンを貼る

バックスクリーンは見栄えをよくするためのもので、なくても問題ないです。
バックスクリーンは水槽の大きさに合わせてハサミでカットします。

このバックスクリーンは黒と青のリバーシブルになっています。
今回は黒い背景にしたかったので、青い方にテープをつけ、水槽の後ろに貼り付けました。

水槽はこれ↓

 

バックスクリーンはこれ↓

 

 

ソイルを敷く

ソイルは↓を使いました。
Nature Soil

ソイルを水槽に敷き詰めます。

店員さんに、ソイルは傾斜をつけるといいと教わりました。
手前が低く、奥が高くなるよう、手でならして傾斜を作りました。

水を作る

水道水のまま水を入れてはいけません。
水道水に含まれるカルキが熱帯魚に悪影響を及ぼすからです。
そこで、水道水にカルキ抜きを入れて、カルキを抜きます。

バケツにカルキ抜きを入れる

カルキ抜きはこれを使いました。

 

このカルキ抜きは、水1Lに対し、1mL添加します(入れ過ぎても問題はないそうです)。

カルキ抜きをする理由はこちらに書いています
↓↓↓

初心者の熱帯魚飼育。店員さんおススメの道具を購入!

失敗例

水槽に水を入れる

水槽に水を入れる時の注意点は、勢いよく入れないことです。
勢いよく入れてしまうと、せっかく作った傾斜が崩れてしまうし、ソイルの粒も壊してしまうからです。
店員さんには、お皿で水を受けながらやるといいと言われたので、試してみました。

どう見ても勢いありすぎですよね。
ただバケツの重さもあり、ゆっくり入れるのが難しく、右のペースが限界でした。

濁った水槽

御覧の通り、細かいソイルが舞い上がり、真っ黒に濁ってしまっています。

1時間くらい待ってみましたが、一向に濁りがとれる雰囲気はありませんでした。
これじゃダメだということで、やり直すことにしました。
もしかしたらフィルターを設置すると濁りがとれたかもしれませんが、この時はそこまで思考が及びませんでした^^;

それとセッティングする場所も変更しました。
主人の部屋でセッティングしていましたが、棚の強度が心配になったので、玄関の靴箱の上に置くことにしたのです。

中の水を捨てる

水を捨てる

水槽を移動し、中の水を捨てました。
この時もなるべくソイルに影響を与えないよう、少しずつ水をすくって捨てたので、時間がかかりました。

※玄関に移動すると、明かりが暗いため写真が暗くなってしまっています。

なんとか成功

ソイルの上に飾りを配置

ソイルの上に飾りを配置

水を入れてからだと飾り付けが難しいことに気づき、先に石などを配置しました。

使った飾りはこれです。

 

ただこの時に水草も一緒に配置すれば良かったのに、それに気づかず後から入れてしまいました。

水槽に水を入れる

新しくバケツに水をいれ、先程と同じようにカルキ抜きを入れます。
今回は麦飯石が入っていた容器の上から、少しずつ水を入れてみました。

水槽に水を入れる

これでも細かいソイルが少し舞い上がってしまいますが、先程よりはマシだと感じました。

水入れ完了

フィルターをセットする

使用したフィルターはこれです。

 

  1. バイオバッグを振り、下部に吸着ろ材を集めます。
    バイオバッグ
    下部にある黒いのが吸着ろ材です。
  2. 水道水でバイオバッグを軽くすすぎます。
    水ですすぐ
  3. バイオバッグ上部の黒い部分をしっかりと持って、バイオバッグ固定用V溝にバイオバッグの両端を入れ、底部に届くまでしっかりとセットします。
  4. ここで本来なら、モーターにストレーナーを接続します。
    写真の右側にあるグレーのモーターの下につけます。
    ストレーナー
    赤丸で囲んであるのがストレーナーです。

    これを接続しないまま稼働させてしまい、モーターに一番小さい魚が巻き込まれるという事故が起きてしまいました。
    一番小さい魚がいないと気付いて水槽の中を探していましたが見つからず、石の後ろにでも隠れているのかと思っていました。
    でも主人が念のためモーターの中を見ると、モーターに巻き込まれてぐるぐる回っていたそうです。
    見つけた時にはまだ息はありましたが、明らかに元気はなく、数時間後に死んでしまいました。
    このような事故を避けるため、ストレーナーは必ず接続してください
  5. フィルターケースが水槽の外側になるよう水槽枠にセットし、プラグをコンセントに差し込みます。
    フィルター稼働
    コンセントに差すだけで動き出します。
    スイッチはありません。

水草を配置

これは完全に順番ミスです。
石などを配置した時に、一緒に入れるべきだったと思います。
入れた水草は下の2つです。

 

水草投入
まだまだ濁っています^^;

バクテリアを入れる

使ったバクテリアキットはこちら↓

 

バクテリアの必要性についてはこちらに書いています。
↓↓↓
初心者の熱帯魚飼育。店員さんおススメの道具を購入!

ボトルには沈殿物が見えますが、これは菌がフロック状(凝集して沈殿したもの)になったものです。
よく振ってから使用します。

  1. スーパーバイコム78(青いラベル)を投入します。
    水10Lに対して20mLです。
    今回使用している水槽(Tetra Crystal Aquarium LEDライト&ヒーターセット520)は水が約30L入るので、スーパーバイコム78を60mL入れました。
    スーパーバイコム投入
  2. スーパーバイコム21PD(ピンクのラベル)を投入します。
    こちらは水10Lに対して4mLです。
    水槽に約30Lの水が入っているので、12mL入れました。
  3. 専用基質(5mLボトル)を投入します。
    これは水50Lに対して5mLを1本入れるのですが、店員さんに1本全部入れて問題ないと言われたのでその通りにしました。

    専用基質投入

水温計をセットする

使った水温計はこれです。

 

こちらは水槽に吸盤でぴたっとくっつけるだけなので、設置が簡単です。

水温計設置

水槽に魚を入れる

水の準備が出来上がったので、いよいよ魚を入れます。
実はまだ濁りが取り切れてなくて、魚を入れるかどうか迷いましたが、この時点で時間が夜中の12時。
もうこれ以上は待てないということで、思い切って入れました。

今回購入したのはネオンテトラです。

 

  1. 購入時の袋に入れたまま、水槽に浮かべます。
    これは水槽の温度に慣らすためで、20~30分くらい浮かべます。
    購入時のまま浮かべる
  2. 水槽の水を2~3分おきに、少しずつビニール袋に入れます。
    これは水槽の水に慣らすためです。
    元々ビニール袋に入っていた水の倍になるくらいまで、少しずつ水を入れます。
    ビニール袋に水を入れる
  3. 魚を網ですくって水槽に入れます。
    ビニール袋に残っている水は捨てます。

まだ濁っている水槽を一晩放置した結果

クリアな水槽

水がとてもクリアになっていました!
フィルターとバクテリアのおかげだと思います。
今は初夏なので、水温を維持するヒーターはいらないと店員さんに言われたため、まだヒーターは設置していません。
それでも水温はちゃんと25℃に保たれていました。

水槽を立ち上げてみての感想

今回、水槽を立ち上げ始めたのが夜の9時でした。
そこから慣れない作業で時間がかかり、終わった頃には日付が変わり、1時前になっていました。
途中、水の濁りが落ち着くかもと思い1時間くらい待ってみたり、結局やり直したりしたため、所要時間は4時間でした。
初心者の方は、時間がある時にゆっくりした方がいいと思います。

ペットショップの店員さんには、水槽を立ち上げたその日に魚や水草を入れてもいいと言われましたが、水の濁りが取れるまで時間がかかるので、水槽を立ち上げた翌日以降に魚を入れる方がいいと思います。
ネットでは3週間以上置いて、バイクテリアを定着させてからの方がいいというサイトが多く見られます。
どうしてもその日に入れたい場合は店員さんによく相談し、比較的強い魚・強い水草を入れてください。
今回店員さんに勧められた魚はネオンテトラ、水草はアヌビアス・ナナハイグロフィラ・ピンナティフィダでした。
ちなみに水槽を立ち上げてからちょうど1ヵ月経ちますが、今のところみんな元気そうなので、結果的に初日に投入しても大丈夫でした。
(最初にポンプに巻き込まれて死んでしまった1匹を除いてです)

最初主人に「熱帯魚飼う!」と言われた時は、また面倒なことを言い出したなと思っていました。
しかし実際に水槽が完成して、魚が優雅に泳いでいるのを見ると癒されます。
日々帰宅時に魚の様子を観察するのが日課になりました。


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mizuki
シングルマザーのブログです。 フルタイムで働きながら2歳の息子を育てています。 両親には全面的に協力してもらっています。 好奇心旺盛でいろんな物を試してみるのが好きなので、試した感想、調べた感想、やってみた感想、読んでみた感想等、たくさんのことをどんどん書き溜めていきたいと思っています。 よろしくお願いします!