水槽を立ち上げてから1ヵ月が経ちます。
が、なんとその1ヵ月間、一度も水槽の掃除をしませんでした。。。
水は蒸発して自然と減っていくので、カルキ抜きをした水を10日に一度くらいのペースで足していました。
当然どんどん水槽は汚れていき、このままでは魚が可哀相だと思い、とうとう重い腰を上げました。
懺悔します
なぜ掃除をサボったか
水槽の掃除を忘れていたわけではありません。
掃除しなければならないことは分かっていました。
ペットショップの店員さんには、週に一度のペースで掃除をするよう言われていました。
ではなぜしなかったのか、それは面倒だからです。
一度もやったことがないのに、なんとなく面倒だと思っていました。
やったことがなかったからこそ、そう思ったのかもしれません。
- 何をどうすればいいのか分からない
- ポンプの使い方を読むのが面倒
- 水槽の掃除って大掛かりな気がする。
こんなことが理由で1ヵ月も放置するというひどいことをしてしまいました。
なぜ掃除をする気になったか
水が汚くて可哀相だから
まずはこれです。
日に日に汚れていく水の中で過ごさせるのは、本当に可哀相に思いました。
魚は私たち夫婦を癒してくれるのに、私たちはひどいことをしてしまっている。
そろそろ限界だから、今日こそはやってあげよう!と主人に話しました。
グッピーの稚魚が生まれたから
なんと1ヵ月もしないうちに稚魚が生まれました。
グッピーのお腹が膨れてきたなと思っていたので注意してみていたのですが、ある日稚魚を発見しました。
しかし確認できるのはこの一匹だけです。
数日経ってもこの一匹しかいません。
ネットで調べると、グッピーは同時に複数の稚魚を産むようです。
まだ母親のお腹はパンパンなのに産まないということは、環境が悪いからかなと思いました。
(ただグッピーの稚魚は親に食べられることもあるようなので、その可能性も否定はできません)
稚魚を産むグッピー
魚って必ず卵を産むものだと思っていました。
でもグッピーの場合は、お腹の中で卵を孵化し、稚魚の状態で産みます。
このような特徴をもつメダカの仲間を卵胎生メダカというそうで、グッピーはこの仲間です。
水槽掃除
ではいよいよ水槽の掃除です。
主人と協力して行いました。
ガラスの掃除
まずは道具を準備します。
使ったのはAGWシリーズのプロクラッツェン。
プラスチックケースには刃が入っています。
ビニール袋から取り出すと↓
これを組み立てます。
あとは柄の部分を繋ぐと完成です。
この刃でガラスの汚れをこそぎ取ります。
水の中に浮いているのは、ガラスに付着していた汚れです^^;
かなり汚い。。。
水を吸い出す
使った道具はこれです。
吸入口を水槽に、吐出口をバケツに入れます。
この時、吐出口は吸入口より低くなるようにしておきます。
ポンプを数回強くプッシュすると、吸入口から水が吸い込まれ、吐出口から水が出てきます。
あとはポンプをプッシュしなくても、水は流れていきます。
これはサイフォンの原理を利用したものです。
これでゴミと一緒に水を吸い出すのですが、この時にソイルの掃除もします。
ソイルの表面に吸入口を当てると、ソイルも一緒に巻き上げられます。
しかし吸入口には赤いストレーナー(網のようなもの)がついているので、ソイルは吸い込まずゴミだけ吸入してくれます。
これで底に溜まったゴミも吸い出すことができます。
水は全体の1/3くらいを吸い出します。
フィルターを洗う
フィルターを取り出してみました。
き、汚すぎる。。。
これは外の流しで洗います。
以下がその手順です。
バイオバッグは2~3週間に一度の交換が推奨されていますが、新しいバイオバッグを買い忘れていたので、今回は洗うだけにしました。
フィルターはこちら↓
バイオバッグはこちら↓
新しい水を入れる
いよいよ新しいキレイな水を入れます。
25℃前後のお湯を汲む
熱帯魚にとっての適温である25℃前後の水を作ります。
まずはお湯の設定温度を下げます。
うちでは一番低い温度が35℃なので、そこまで下げてお湯を出しました。
25℃前後にしたいので、蛇口で熱さを加減します。
5L分のお湯を汲みました。
ここで一旦お湯の温度を計ります。
ちょうど25℃くらいでした。
使っている水温計はこれ↓
カルキを抜く
熱帯魚にとって有害なカルキを抜きます。
カルキ抜きはこれ↓
これは水1Lに対して1mL添加します。
今回の水の量は5Lなので、5mL入れます。
多少入れ過ぎても問題はないので、目分量で入れています。
水槽に水を入れる
水槽にゆっくり水を入れるために、先程のホースポンプを使いました。
今回は吸入口をバケツの中、吐出口を水槽に入れています。
バケツの方が高くなるよう、バケツの下に踏み台を置きました。
再びポンプを数回強くプッシュすると、あとは自然に水が流れてきます。
ホースの吐出口から出る水を水槽のガラスに当て、優しく水が流れるようにしました。
水槽に添加剤を入れる
魚や水草にとって良い環境になるよう、水槽の水に添加剤を加えます。
バクテリアを入れる
使用したバクテリアはこちら↓
ボトルの下にバクテリアが凝集しているので、よく振ってから使います。
水替え時の使用量の目安は以下の通りです。
水10Lに対する使用量 | 水5Lに対する使用量 | |
スーパーバイコム78 | 10mL | 5mL |
スーパーバイコム21PD | 2mL | 1mL |
今回は5Lの水を追加するので、右側の量を添加します。
専用基質は水50Lに対して1本(5mL)入れます。
これも目分量で入れました。
栄養剤を入れる
使用する添加剤はこちら↓
水草の生育に必要な鉄分
水草の生育に必要な炭素源
水草の生育に必要なカリウム
エビの成長に必要なミネラル
これらを全て1プッシュずつ入れました。
仕上げ
最後に水槽の外側を拭いて、温度計を付ければ終了です。
BEFORE – AFTER
まだまだ完璧ではないですが、掃除前に比べると見違えるようにキレイになりました!
魚もクリアに見えるようになりました。
あれだけ億劫に感じていた水槽の掃除でしたが、実際にやってみると非常に簡単で、思った程時間もかかりませんでした。
主人と2人で行い、15分で終わりました。
1ヵ月も掃除をさぼって、魚たちには申し訳ないことをしてしまいました。
生き物を飼う以上、今後は責任をもってお世話をしたいと思います!
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