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ダイレクト型自動車保険徹底比較!30代おすすめランキング

この記事はこんな人向け

  • ダイレクト型自動車保険を検討しているがどこがいいか分からない
  • 保険料をなるべく安くしたいが、どの補償が必要か(または必要でないか)分からない
  • 生活防衛費(貯蓄)がある程度あるので、最低限の補償にして保険料を抑えたい

この記事を読むとどうなる?

  • ダイレクト型自動車保険の中でどこが一番安いか(コスパがいいか)分かる
  • 必要な補償が分かる(ある程度貯金があり、最低限の補償でいい人向け)

離婚するにあたって新たに中古車を購入しました。
それに伴い新たに任意保険に加入しなければならず、インターネットで各保険会社から見積もりをとってみたのでそのランキングを発表します。

最低限必要な補償は2つだけ!

保障内容

1.対人・対物賠償保険(無制限)

これは必須の補償です。
対人賠償保険は無制限一択の保険会社が多いですが、対物賠償保険は500万円から選べるところもあります。
しかし必ず無制限にしましょう。
「自分の車は軽自動車だし」とか「たとえ相手が高級車でも1000万円あれば大丈夫でしょ」という考えは安易すぎます。多重事故を起こす可能性もありますし、相手がバスや電車だとしたらどうでしょう。
実際にあった物損事故の高額賠償判決例を示します。

認定総損害額 被害物件 裁判所 判決年月日
2億6,135万円 積荷(呉服・洋服・毛皮) 神戸地裁 1994年7月19日
1億3,580万円 店舗(パチンコ店) 東京地裁 1996年7月17日
1億2,037万円 電車・線路・家屋 福岡地裁 1980年7月18日
1億1,798万円 トレーラー 大阪地裁 2011年12月7日
1億1,347万円 電車 千葉地裁 1998年10月26日

(出典:損害保険料率算出機構「自動車保険の概況 平成29年度(平成28年データ)」)

この表を見ていただくと分かるように、想像以上の損害賠償額を請求されるケースがあります。

また対物賠償保険を無制限にしたからといって、保険料がかなり高額になるというわけではありません。試しにチューリッヒで試算してみると、対物賠償保険を1000万円にした場合と無制限にした場合の差額は、年間620円でした。

このような理由で対物賠償保険は無制限一択です!

2.弁護士費用

事故の相手によっては、交渉を弁護士にお願いするケースもあります。
それは相手が任意保険に入っていなかったりそもそも保険に入っていない場合です。
そんな時(そんな相手に)全て自分で交渉するのは精神的にもかなりハードですので、プロである弁護士にお願いすることになります。

もし弁護士費用特約に入っていなければ、弁護士費用を全て実費で払わなければなりません。金額によっては、例え相手から保険金が支払われたとしてもトータルマイナスになることもあり得ます。

これもチューリッヒで弁護士費用特約アリとナシで保険料を試算してみました。するとその差額は年間1,030円でした。月額にすると86円くらいです。

ちなみに弁護士費用特約ですが、他の家族が既に加入している場合は必要ありません。
弁護士費用特約は1つの契約で家族まで補償されるからです。
既に家族が他の自動車保険に加入している場合、その自動車保険に弁護士費用特約が付帯されているかどうか確認してみましょう。

原付に乗る方は原付特約も

原付

ご自身やご家族が原付に乗る場合は原付特約にも入っておきましょう。
なぜなら原付の事故も車と同様、自賠責保険だけでは賄えないパターンが起こり得るからです。

弁護士費用特約同様、他のご家族が入っている場合は不要です。

私も私の家族も原付には乗らないので、私はこの特約は付けません。

車両保険はいらない?

ちなみにほとんどの方が加入している車両保険ですが、必要ありません!

「え?じゃあ修理が必要な時はどうするの?」と思われた方、ずばり「そのために貯金しておきましょう!」というのが答えです。

なぜかというと、車の修理で車両保険を使用すると保険の等級が下がり、保険料が上がってしまうんです。つまり修理代を後払いで支払っているのと同じなんです。
上で紹介した弁護士費用特約や原付特約と違い、車両保険の保険料はかなり高額だということをご存知でしょうか?
チューリッヒで試算してみると、車両保険アリとナシでは年間22,690円も変わりました。でもこれは安い方です。年間4~5万円変わる保険会社もザラにあります。
この差額、もし事故に遭わず車両保険を使わなければ捨てるのと同じです。それならそのお金を貯金や投資に回した方がはるかにいいですよね。
ただ、現在貯金が0でもし事故に遭ったら全く修理費払えない!という方は車両保険も考えなければなりません。ですので車を購入する際は、車両保険に入らなくて済むくらいの貯蓄をしておくのがベストです。

自動車保険ランキング

BEST5

私は実際に下の11社の保険会社で見積もりを取って比較しました。

  • おとなの自動車保険(セゾン自動車火災保険)
  • 三井ダイレクト損保
  • SBI損保
  • ソニー損保
  • チューリッヒ
  • JA共済
  • 楽天損保
  • 東京海上日動火災保険
  • アクサダイレクト
  • あいおいニッセイ同和損保
  • 損保ジャパン

その結果を保険料で比較し、ランキング形式で発表します。

今回の条件は以下の通りです

  • 新規契約
  • 35歳以上
  • 対人・対物賠償保険:無制限
  • 弁護士費用特約:あり
  • 車両保険:なし
  • 人身傷害・搭乗者傷害:なし
    自動で付帯される場合は保証金額を最低額に設定します
  • 主な使用目的:通勤
  • 免許証の色:ゴールド
  • 保障範囲:運転する人(私)のみ
  • 年間走行距離:3000km未満
  • 家族が11等級以上の自動車保険に加入中の他の車を持っている(これだと等級を上げてもらえます)
  • 免責金額(何かあった時に自分で払う額)が選べる場合は最高額を選択しています
    免責金額を多くすると掛け金が安くなります

11位から発表しても良いのですが、おそらくランキング下位を参考にする方はいないと思うので、トップ5の発表にしておきます。

第5位 SBI損保

SBISBI損保より引用

保険料:年額23,800円

「他の自動車運転危険補償特約」や「被害者救済費用等補償特約」などが自動セットされてしまいます。もし選択できるとしたら私なら外す項目なので、外せたらもっと保険料を下げられるのになぁと思いました。

公式ページ

第4位 JA共済(クルマスター)

クルマスタークルマスターより引用

保険料:年額23,340円

家族が加入している自動車保険の確認がなかったので、この保険だけ6等級でした。
他の保険会社は家族が11等級以上なら7等級スタートにしてくれました。
また人身傷害保障か障害定額給付のどちらかには加入しなければなりませんでした。
仮に他の保険会社のように等級を7等級にしてくれて、人身傷害保障も障害定額給付も加入しなくて良ければもっと保険料は抑えられたのになぁと思います。

公式ページ

第3位 楽天損保

楽天損保楽天損保より引用

保険料:年額21,810円

人身傷害保険が自動で付加されます。
楽天損保の場合、楽天ポイントが付くのがいいところです。楽天サービスをよく利用する方は検討の余地があると思います。
楽天損保はポイントが2倍、楽天カードの支払いなら3倍つきます。
このプランの場合、楽天カードの支払いなら654円つくので、実質21,156円になります。

公式ページ

第2位 チューリッヒ

チューリッヒチューリッヒより引用

保険料:年額21,170円

「人身傷害保険」「他車運転危険補償特約」「被害者救済費用等補償特約」等が自動で付帯されます。

公式ページ

第1位 アクサダイレクト

アクサダイレクトアクサダイレクトより引用

保険料:年額21,120円

0~12歳未満の子供がいる場合は子育て応援割引をしてもらえます。
私には1歳の子どもがいるので子育て応援割引の対象でした。

公式ページ

まとめ

解決

ここにある5つの保険は全てロードサービスも付帯されています。
今回の比較ではアクサダイレクトが最も安いことが分かり、アクサダイレクトで契約することにしました。

しかしチューリッヒとアクサダイレクトでは年間50円しか変わりませんし、楽天損保でカードを利用するなら2位と3位の順位は逆転します。
なのでトップ3はほとんど保険料に変わりはないと言っていいと思います。
あとは自動でセットされるサービスを比較して検討すれば良いと思います。

条件は人それぞれ変わってくると思いますが、自分に必要な条件を定めて不必要な保険料は払わないようにしましょう。
また必ず複数社の保険会社で保険料を比較しましょう。
一括見積もりサイトを利用すると便利です。

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mizuki
シングルマザーのブログです。 フルタイムで働きながら2歳の息子を育てています。 両親には全面的に協力してもらっています。 好奇心旺盛でいろんな物を試してみるのが好きなので、試した感想、調べた感想、やってみた感想、読んでみた感想等、たくさんのことをどんどん書き溜めていきたいと思っています。 よろしくお願いします!