2019年4月21日に、ベンツのC250スポーツを中古で買いました。
が、購入後すぐにエラーが表示されました。
その原因は「中古車ならでは」ということでした。
誰かの参考にはあまりならないかもしれませんが、一応書き残しておきます。
ベンツC250スポーツ
購入した車両情報は以下の通りです。
車名 | メルセデスベンツCクラス |
---|---|
グレード | C250 スポーツ レザーEx※ |
カラー | ダイヤモンドホワイト |
走行距離 | 30,460km |
初度登録 | 2015年7月 |
ミッション | 7AT |
排気量 | 1990cc |
型式 | RBA-205045 |
エラー
メーターパネルに2つの表示が交互に出るようになりました。
「フロント左 SRSシステム故障 工場で点検」
「プレセーフ機能が制限されています 取扱説明書を参照」
不思議なのは、たまーに表示されない時があるということ。
何かの接触不良??という疑いがありました。
そもそも車の知識がほとんどない私にとっては、表示される単語の意味が分からず、そこから調べなければなりませんでした。
SRSシステムとは
SRSシステムとはエアバッグのことで、正式名称は「SRSエアバッグシステム」です。
字数制限があるので「エアバッグ」という単語を省いたのかもしれません。
SRSとは「Supplemental(補助) Restraint(拘束) System(装置)」の略だそうです。
つまり「フロント左 SRSシステム故障 工場で点検」とは、「左前のエアバッグシステムが壊れたから工場で点検してもらってね」ということのようです。
プレセーフ機能とは
事故発生前に危険を察知し、乗員保護の体制をとるシステムです。
2002年に発売されたSクラスに初めて搭載されました。
急ブレーキを踏んだり、タイヤがスリップした時に、自動的にシート全体が乗員を安全に保護する体制をとるそうです。
「PRE-SAFE®」は、長年にわたる膨大な事故現場のデータにもとづき、シートベルトやエアバッグなどの安全装備の効果を最大限まで高め、衝突時の乗員へのダメージを最低限に抑えるセーフティ技術です。 危険回避のために急ハンドルや急ブレーキの操作や、車載センサーが車両の危険な挙動を検知したときなどに一斉に作動します。 前席の電動シートベルトテンショナーは、乗員をシートにしっかり固定。さらに、助手席の背もたれと座面を適正な位置に自動調整し、衝突時に身体が前方に滑り込むことなどを防ぎます。また、サイドウインドウやスライディングルーフが自動で閉まり、車内への異物の侵入及び頭や腕が車外に出て負傷するのを防ぎます。 わずか数秒の間に、「乗員の命を守りやすい状態」へと可能な限り調整するメルセデス独自の安全システムです。
https://www.yanase.co.jp/mercedes-benz/g-class/safety/より
以上のことから、どうやら安全性(特にエアバッグ)に関わるエラーだということが分かりました。
ただエラーが出ても車の走行は問題なくできていました。
中古車販売店の対応

購入した時に担当してくれた営業さんに電話してみました。
ベンツ購入前に今後の修理等の対応を聞いた時は「中古車なので保証はありません」とハッキリと言われていたので、ダメ元での電話です。
すると「購入してすぐの不具合なので、こちらで対応させていただきます」というありがたいお返事をいただき、すぐにお店に預けに行きました。
この営業さん、とっても若いのにすごくしっかりしていて、お客さんのことを大切に考えているのがよく伝わる方なのです。
主人もこの方をすぐに気に入り、「この人から車を買いたい」と言って車を即決した程です。
点検の結果
数日後、営業さんから連絡があったので車を引き取りに行きました。
営業さんからは次のような説明がありました。
機械に繋いで点検をしてみると、確かに電気系統に不具合があることが分かった。
しかしそれがどこなのかは分からない。
細かく調べてみると、前のオーナーさんが取り付けた配線があり、それがどことも繋がっていないので、とりあえずそれを外してみた。
これでダメならまた連絡を。
うん、かなり不安な回答^^;
使われていない配線を外したからって、エラーが直るとは思えません。
でもこれ以上はどうしようもない空気だったのでとりあえず乗って帰りました。
もちろん同じエラーが出ました。。。
新たなエラー
相変わらずエラーが出るので営業さんに連絡すると、「出ましたかぁ。うちでは直せないので、ヤナセで修理してもらいます」というお返事でした。
すぐにヤナセに確認してくれたのですが、ちょうどG.W.に差し掛かる時で、修理の依頼が立て込んでいるためG.W.明けまで待たなければならなくなりました。
すると、G.W.中に新たなエラーが出ました。
「空気圧点検後 タイヤ空気圧 警告システム 再始動」

更に、助手席に人が乗っていることも感知してくれなくなりました。
通常なら、助手席に人が乗った状態でシートベルトを締めなければ警告音が鳴ります。
それなのにシートベルトを締めなくても警告音が鳴らないのです。
しかし、たまに何のエラー表示も出ない時もあります。
明らかにどこかが接触不良になっている感じがありました。
ヤナセからの返答
ようやくG.W.が終わり、修理の順番が来ました。
期待して出した修理でしたが、ヤナセからはがっかりする返答が。
「よく分かりません」と。
ヤナセでもこのエラーを見たことがないらしいです。
そのため、前のオーナーさんが付けていたTVキャンセラーが原因としか考えられないということでした。
TVキャンセラーは純正部品ではありません。
そのため、他に異常が見当たらない以上、TVキャンセラーを原因として考えるしかなかったようです。
そして何の解決もしないまま中古車屋さんに戻されました。
TVキャンセラーとは
車でテレビやDVDを見ようと思っても、走行し始めると画面が消え、音声だけになります。
それを解決するのがTVキャンセラーという装置です。
これを付けると走行中でもテレビやDVDを見ることができますし、カーナビ操作ができるようになるものもあります。
ただしドライバーが走行中に画面を見続けたり、カーナビ操作をすると違法になります。
同乗者が見るのは問題ありませんが、ドライバーは音声だけを聞き、運転に集中するようにしましょう。
営業さんが見つけた原因
ヤナセの返答を営業さんから聞き、私たち夫婦は「TVキャンサラーは外してもいいです」と伝えました。
その数時間後ベンツが直ったと連絡を受け、中古車屋さんに行きました。
すると営業さんが「原因が分かりました!TVキャンセラーではありませんでした!」と言うので驚きました。
なんと原因は、前のオーナーさんが取り付けたヒューズだったのです。
ヤナセから戻されたベンツを営業さんが隅々まで点検し直してくれたそうです。
すると純正ではない、作りが悪いヒューズが見つかりました。
しかもそのヒューズはグラグラしていたそうです。
そして、何のヒューズかと辿っていくと、エアバッグのヒューズだったそうです。
つまり「エアバッグのヒューズの作りが悪く、しかもグラグラしていたため接触不良を起こし、エアバッグのエラーが出たり出なかったりしていた」ということでした。

そしてそれに気付いた営業さんが、無料で新品のヒューズに交換してくれていました。
それから一度もエラーは出ていません。
TVキャンセラーは外されるものだと思っていましたが、付けたままでも問題ありませんでした。
原因を見つけてくれた営業さんには感謝しています。
元々「保証はつきません」と言っていたのに、ここまでしっかり対応してくれて本当にありがたいです。
そして中古車にはこういう落とし穴があるんだなと思いました。
[contact-form-7 id=”391″ title=”無題”]