稽留流産をして半年以上が経ちますが、まだ妊娠できていません。
そこで不妊の検査を行うことにしました。
受診前に基礎体温の測定を開始
排卵のタイミングを計るためにも、まずは基礎体温をつけてみることにしました。
使っている基礎体温計はオムロンの婦人用電子体温計 MC-652LC
オムロンヘルスケアのメーカー公式通販サイト【オムロンヘルスケアストア】
「カラダのキモチ」という無料アプリにデータを転送できる基礎体温計なので、簡単に記録し、管理することができます。
やってみて分かったことは、私の基礎体温のグラフがガタガタだということ。
このことも先生に相談しようと思いました。
病院は不妊治療助成事業の指定医療機関に
私が稽留流産の手術などで通院していた病院は不妊治療はしていませんでした。
そこで不妊治療をしている病院探しから行うことにしました。
周りの友達に聞くと人それぞれおすすめの病院が違っていて(当たり前ですが)、結局どこにするか決められませんでした。
そこで自治体のHPを見てみました。
すると「特定不妊治療費助成事業」というものがあることを知りました。
これは不妊治療を行う夫婦の経済的負担の軽減を図るため、不妊治療のうち、体外受精及び顕微授精(特定不妊治療といいます)を対象として、 治療費の一部を助成する事業です。
そしてこの助成金を受け取るためには、指定されている医療機関で治療を受けなければならないことを知りました。
私は今35歳で年齢的にも妊娠しにくいことは分かっています。
そのため、もしかすると体外受精をしなければならないかもしれません。
それなら最初から指定医療機関を受診しておこうと思い、指定医療機関の中から自宅に一番近い総合病院を受診することにしました。
先生とコミュニケーションがとれたとしても、体外受精のタイミングで病院を変え、新しい先生とまた一から関係を築くことになるのは面倒だからです。
紹介状か初診時保険外併用療養費か
総合病院では紹介状がなければ初診時保険外併用療養費を請求されます。
病院のHPを見てみると2,160円と書かれていました。
紹介状があればこれが免除されるので、稽留流産の手術をしてもらった病院に紹介状を書いてもらおうと思い、電話で問い合わせてみました。
すると「紹介状の作成には2,500円かかります」と言われてしまいました。
それなら初診時保険外併用療養費の2,160円の方が安い!!ということで、紹介状は諦めました。
問診表記入
問診表は3枚ありました。
- 名前、住所、電話番号
- 今までの病歴、妊娠歴、出産歴
- 前回の生理とその周期
- おりものの色や量
- 結婚しているかどうか、結婚相手の年齢
- アレルギー歴
- 家族の病歴
私は子宮筋腫の手術や稽留流産の手術をしているので、問診票に記入できるよう、事前にその手術日を確認してから受診しました。
生理日は先ほど紹介した「カラダのキモチ」というアプリで管理しているので、そのアプリを見て記入しました。
🥚マークが排卵日、☽マークが生理日です。
内診
内診では超音波で子宮の中と卵胞の発育を確認していただきました。
また軽い触診もあり、その時おなかも軽く押されて痛くないかの確認もありました。
私の子宮にはまだ筋腫があるので、その大きさも測っていました。
左の卵巣にある卵胞が大きくなってきているようで、次の排卵は左の卵巣からだろうということも分かりました。
この時は排卵予定日の4日くらい前で、その時期にこの卵胞の大きさなら問題ないということでした。
今後の検査方針
先生から3冊のパンフレットをいただきました。
このパンフレットを見ながら説明を受けました。
女性が受ける不妊の検査にはたくさんの種類があることを知りました。
先生からはホルモン検査と卵管造影検査を提案されました。
ここで私は1つの質問をしました。
「私は稽留流産の手術をしました。結果的に流産になりましたが、一度妊娠できていることになります。それでも卵管が詰まっている可能性はありますか?」
先生の返答は「確かに一度妊娠できていることになるので、詰まっている可能性は低いです。ただ卵管は2つあるので、片方は通っているけど、もう片方は詰まっているという可能性もあります。また手術後に詰まってしまった可能性もあります。
まずはホルモンの検査をして、それでも異常がなければ卵管造影をしてみましょう。」でした。
それと基礎体温のグラフがガタガタなのも相談してみました。
ホルモンが正常に分泌されていないと基礎体温のグラフがガタガタになるそうです。
そのため、やはりまずはホルモンの検査をしてみようということになりました。
ホルモン検査の治療計画
女性ホルモンは月経周期によって変化します。
そのためホルモン検査を受ける場合、月経周期に合わせて3回採血する必要があります。
生理中(卵胞期)・排卵期・その後(黄体期)の3回です。
私が受診した日は排卵期に当たり、1回目の採血を受けました。
2回目の採血はその一週間後(黄体期)。
3回目の採血は生理が来てから受けることになりました(生理中)。
そのため生理が来たら電話で連絡し、採血の予約を取ることになりました。
この病院は、血液検査は外部の機関に出しているので、結果が出るのに時間がかかります。
そのため2回目と3回目の採血の日は診察等はなく採血だけで終わり、その後の診察時に血液検査の結果を聞くことになりました。
医療費
3回目の血液検査が終わったので、ここまでの医療費を記録します。
- 1回目:7,920円(初診時保険外併用療養費2,160円、診察、内診、血液検査)
- 2回目:1,110円(血液検査)
- 3回目:1,070円(血液検査)
2回目と3回目の金額が違うのは、血液検査での検査項目の違いだと思われます。
1回目はやはり高額になりました。
まとめ
不妊で病院に行くかどうか迷っている時期もありましたが、行ってみて良かったと思っています。
年齢のこともあるので、もし治療が必要ならなるべく早く開始した方がいいと思うからです。
それに原因が何かも気になるので、もし原因があるなら検査ではっきりさせたいです。
産婦人科はやはり待ち時間が長いです。
私の場合、初診時は予約なしで受診したので、待ち時間は3時間でした。
当然予約している方が優先されるからです。
ただありがたいことに、この病院は診察時間が何時頃になるか最初に伝えてくれたので、一旦帰宅して出直すことができました。
不妊の相談に行こうかと考えている方は、その病院が予約可能かどうか確認し、できるだけ予約をしてから受診することをおすすめします。
予約をしていてもかなり待たされることは覚悟しなければなりませんが。
2回目と3回目は血液検査のみだったので待ち時間はありませんでした。
ほとんどの方がホルモン測定の血液検査から始めると思います。
先ほどもお伝えしたように、3回採血しなければなりません。
そのためどの時期に受診しても、その日に1回目の採血を受けることができると思います。
受診の時期やタイミングはあまり深く考えず、思い立ったらなるべく早く受診するのがいいと思います。
[contact-form-7 id=”391″ title=”無題”]